・待望の『ビブリオマニア！』収録

個人的にCuvie屈指の作品だと思っている『ビブリオマニア！！』がようやく収録なった単行本。同作は電子書籍として単話配信されているとはいえ、放置されること実に8年。長かった。 その他の作品も2013年から2014年の作品。作者曰くディジタル化前の作品とのことだが、言われてみればところどころ背景の処理に粗があるなぁと感じる程度。読んでいて強い違和感や今の作品に対して劣るといったことは感じない。 Cuvie単行本の常として、各話ともシリアスに進むか、コミカルに進むか、ハッピーか、バッドなのかが良い意味で予想がつかない。 ハッピーな作品に関してはイチャイチャカップルになる話もあれば、苦笑いするようなコミカルなエンドもある。バッドに関しても救いのない話から、本人に不幸な自覚のない快楽堕ちもある。 『ビブリオマニア！』は、落ち着いた立ち居振る舞いの文学少女が、同好の志である読書家の男子に「成熟した読書家になるための通過儀礼」としてセックスを提案する話。ともすればコミカルな話や、素っ頓狂なヒロインになり勝ちなこのエピソードが、脱線することなく生真面目な少女の生真面目な思い付きとして描かれている点は間違いなく作者の力量によるものだろう。そこがぶれていないから、提案した側であるはずの南森さんが終始受け身であることや、手慣れていない所がストーリーから浮いていない。 南森さん自身も魅力的なヒロインで、終始物静かな立ち居振るまいと、美しいヌードがよく合っている。私はこの人のファンなのでカラーページへの抜擢はうれしいご褒美だった。 単話配信の方にがっつり感想を書いたのでここでそれをまるまる繰り返すことは避けるが、作者自身が読書が好きなんだろうな、と思わせることがあちこちにちりばめられた作品でもある。 ラストのコマの背景を見るに、この二人はこれからも成熟した読書家になるために、あれこれと試すのだろう。 質の高い作品から軽い作品、明るい作品から暗い作品と、様々な作品を楽しめるお得な一冊。

・エロい

「DAMN GOOD！！」2013年8月発表作で8年前の作品ですが絡みの描写がとても良いです。最近の作品と並べてもエロさに遜色ありません。 前戯、挿入、フィニッシュ近くの抜き差しでアソコがめくれる様子、事後の撮影などなどが性癖に響く方におすすめ。

・各種取りそろえて

イチャラブ系、痴●からの電車内セックス、無理矢理では無いんだけど陵●的など。お奨めは処女がスマホ買って貰う為に売りをする「DAMM GOOD」と中世ヨーロッパ？が舞台の「maiesty」ですかね。前者はギャルだけど可愛い処女がオッサン相手に売りをして開発されてイキまくる様がエロい、後者は王子に嫁いで来たのに死んでいて、王様と結婚することになった姫が、初夜を家臣の目の前でさせられると言う建前は合意だけど、実質陵●。小柄な姫が王様のデカいのを入れて、背面座位でみんなに見られると言うシーンは可哀想でエロ。

・巨乳好きは物足りないと思う。

女の子の身体の描き方が背丈や体格のバランスを重視しているのか、貧乳ではないが巨乳でもないのでオッパイ好きには物足りないエロ描写でした。

・セールでさらにお得！

待ってましたとばかりに購入！ かなり満足です！ストーリーも秀逸で楽しく読めました！

・絵がキモい

エロく感じない…てかひたすらに絵がキモい… なにこれ？昭和の劇画か何かですか？

・うーん

なにかが足りない。目が小さいので画力で攻める系かと思いきや少しスカスカした感じもある。酷い点とかはないのだが、全体的にあっさりしすぎている。